2.9 float
フロートfloatプロパティについては、Wordにおける回り込みとよく似ている。昔は、htmlコードで指定していたが、最近はCSSで指定するよう勧告され、htmlでの指定は非推奨となっている。
| floatの設定値 | 説明 |
| float:none; | floatを指定しない(初期値) |
| float:left; | 左寄せ、後続は右側に回り込み |
| float:right; | 右寄せ、後続は左に回り込み |
設定は3通り。ブラウザによってサポートされているものがあるが、一般的にどのブラウザでも対応しているのは、上記3つのみであろう。
残念ながら、Wordのように文書の真ん中に画像を配置し、両サイドに文字を回り込ませることは、どうもできないようである。まあ、それほど必要性があるとも思えないが・・・
このfloatを使って、前節の横並びメニュー表示も可能ではあるが、flexの方が使い勝手が良さそうである。
基本的には、画像の周りに文章を回り込ませるのが、そもそもの目的であろうから、そのような例を使って使い方を学習してみよう。
box
</div>
<p>これは、テスト文章です。これは、テスト文章です。・・・・</p>
のように、書いてみると、
これは、テスト文章です。これは、テスト文章です。これは、テスト文章です。これは、テスト文章です。これは、テスト文章です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このように後続の文章は右に回り込むようになる。しかし、章を改める場合など、回り込みを止めたい場合もあり、その場合はclearプロパティを使う。
| clearの設定値 | 説明 |
| clear:left; | 左寄せされた要素に対する回り込みを解除 |
| clear:right; | 右寄せされた要素に対する回り込みを解除 |
| clear:both; | 全ての要素に対する回り込みを解除 |
その他、clear:none;(初期値、解除しない)というのもあるが、通常使わないのではなかろうか?
box
</div>
<p>これは、テスト文章です。これは、テスト文章です。・・・・</p>
<p style="clear:both;">clear:bothで、ここから回り込みを禁止します。</p>
のようにすると、
これは、テスト文章です。これは、テスト文章です。これは、テスト文章です。これは、テスト文章です。これは、テスト文章です。
clear:bothで、ここから回り込みを禁止します。
clear:left;でもよかったのだが、その場合、上記には含まれないが、right指定の回り込みは禁止されない。
それでは、right指定の場合も見てみよう。
これは、テスト文章です。これは、テスト文章です。これは、テスト文章です。これは、テスト文章です。これは、テスト文章です。
clear:bothで、ここから回り込みを禁止します。
となる。
絵を複数配置して回り込み指定をすると、サイズ不足で下段に繰り下げられることがある。そのような場合、Webブラウザで確認をしながら、適切な対処が必要だろう。
float要素を複数設定した場合のことも議論したかったが、必要があれば記述するということにして、この程度で次に進むことにする。
次は、グリッドレイアウトについて、CSSの基礎パート10である。